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2008年09月08日

木の匠

大極殿の復元工事現場の公開も今月21日ー23日が最後。
丁度、西岡棟梁の生誕100年。

以下は読売新聞から。
「最後の宮大工」偉業たたえ
西岡常一棟梁生誕100年


復元した薬師寺西塔の前に立つ西岡常一棟梁(右)と弟子の小川三夫さん(1986年7月) 「最後の宮大工」と言われた文化功労者、西岡常一棟梁(とうりょう)(1908~95年)の生誕100年を記念し、「西岡常一棟梁の遺徳を語り継ぐ会」(会長=青山茂・帝塚山短大名誉教授)や斑鳩町は9月下旬、西岡棟梁を顕彰する催しや、記念事業を実施する。

 西岡棟梁は同町の法隆寺棟梁の家に生まれ、17歳で宮大工になった。「千年の木は、建築材としても千年持つ」「木組みは人組み」と木にこだわり、ヤリガンナなど再現した古代の道具や技法で、法隆寺の金堂や五重塔の解体修理を手がけ、薬師寺の金堂や西塔も復元した。斑鳩町名誉町民で、法隆寺近くの「法隆寺iセンター」2階に業績を展示するコーナーがある。

 「語り継ぐ会」は28日午前10時から、奈良市の薬師寺慈恩殿で「生誕百年記念木魂(こだま)忌」を催す。講談師の神田紅さんが西岡棟梁を取り上げた新作講談を披露するほか、弟子で宮大工の小川三夫さん、直井光男さん、建部清哲さん、菊池恭二さんが西岡棟梁について語る。愛用した道具などの展示もあり、今春、「宮大工 西岡常一の遺言」を出版した文筆家山崎佑次さんが、西岡棟梁のビデオ映像を流し、思い出を話す。

 木魂忌の参加費は会員8000円、新会員9000円、会員外11000円(昼食や文庫本「宮大工棟梁・西岡常一『口伝』の重み」などを含む)。申し込みは10日まで。

 また、記念事業のメーンとして「千年のヒノキの杜(もり)」を造成。1000年後に必要となる国宝級文化財の修理用材を育てようと川上村東川に土地を無償で借り、来年3月8日、ヒノキの苗木50~60本を植える。参加費は5000円、会員限定で35人を募る。

 問い合わせは同会事務局長の森藤(もりとう)勝彦さん(090・8237・5131)へ。



 斑鳩町は27日午後2時から、同町興留の「いかるがホール」で「西岡棟梁生誕100年の会」(読売新聞大阪本社など後援)を催す。西岡棟梁のビデオ上映や小川さん、鈴木嘉吉・元奈良文化財研究所長、青山名誉教授の講演がある。入場無料。問い合わせは町役場企画財政課(0745・74・1001)へ。

(2008年9月2日 読売新聞)


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