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小さなホテル奈良倶楽部
http://naraclub.com/
という、アトリエやギャラリーを備えた？宿泊施設がある。
未踏地ながら、絵を手がける経営者ミセスのブログが素晴らしい。
韓国の袈裟のようなつぎはぎ芸術ポシャギの発想で屋内を装飾しているとのこと。
一度は出かけてみたいものだ。
http://naraclub.blogspot.com/
このブログで、奈良少年刑務所で山下洋輔さんのピアノコンサートが開催されるという
情報があった。この現存最古の刑務所は洋輔氏の祖父の啓次郎氏が
設計したものだそうだ。
よい企画である。
毎日新聞に詳細があった。
奈良少年刑務所で設計者の孫、山下洋輔さんが公演へ
2008.8.30 02:56
　明治４１年に建てられ、レンガ造りの正門や本館などに貴重な近代建築の面影が残る奈良少年刑務所（奈良市般若寺町）で９月１３日、設計者の孫にあたり国内外で活躍するジャズピアニスト、山下洋輔さん（６６）のソロコンサートが開催される。創設１００周年を記念し、同刑務所が山下さんに出演を依頼し、快諾を受けて実現。山下さんは「節目の年に、祖父ゆかりの建物で演奏できるのはありがたい。心に響く音を伝えたい」と話している。

　同刑務所は、山下さんの祖父で建築家だった故・啓次郎さんが設計。啓次郎さんは、日本銀行本店（重要文化財）などの設計・建築にかかわった明治・大正期の名建築家、故・辰野金吾氏に師事し、司法省の官僚として欧米８カ国３０カ所の監獄を視察した後、奈良や千葉、長崎など全国５つの刑務所や少年刑務所の設計に携わった。

　このうち、当時の面影のまま現在も利用されているのは奈良少年刑務所など２施設だけ。同刑務所は外観が美しいだけでなく、頑丈なレンガ造りで、建物が放射状に配置されているなど、実用面でもさまざまな工夫が施されている。

　山下さんは過去３回、プライベートで同刑務所を訪れ、祖父の仕事に思いをはせた。山下さんが生まれたとき、啓次郎さんはすでに他界していたが、「両親から聞いていた、温厚だけれど仕事一筋だったという祖父のまじめさを感じた」という。

　コンサートは、受刑者が製作した家具や食品の展示販売や、刑務所での生活に関するパネル展示を行う「奈良矯正展」（９月１３、１４両日）に合わせ、１３日午前１１時から約１時間にわたって開催される。山下さんが出演を快諾してくれたことについて、同刑務所は「１００周年にふさわしい、ゆかりの方を招くことができてうれしい」としている。

　入場無料で、事前の申し込みも不要。問い合わせは同刑務所（（電）０７４２・２２・４９６１）へ。
共同通信配信
山下洋輔さん、祖父が設計の刑務所で演奏

　奈良市の奈良少年刑務所で13日、創立100周年記念矯正展があり、ジャズピアニストの山下洋輔さん（66）が体育館でコンサートを開いた。

　奈良少年刑務所は明治政府の監獄改良の一環として1908年、現在の場所に移転された。その際、設計を担当したのが山下さんの祖父啓次郎さんだった。山下さんは出演依頼に「祖父の造った建物で演奏できるのは光栄」と二つ返事で引き受けた。

　同刑務所によると、れんが造りの建物は堅固で、増改築を重ねたものの、100年後の今も当時の姿のまま使われているという。〔共同〕 (15:02)
[9月13日/NIKKEI NET]



本日、１２月までに閉店するという近くの書店で岩波新書が１０冊５００円という値段で売られていたので、重複のないように
また、間違っても１９８０年代のＰＣ関連の本は買わないように、のどかな歌解説は除くなどの条件をつけて３０冊を購入して
書店さんに大いに感謝された。
この中に「日本の刑務所」という本が混在している。
こればかりは体験するわけにいかない分野なので、諸本のご縁として拝読させていただくことにする。